稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」という本、ちょっと有名ですよね。

自分も読みましたし、ネットニュースやテレビなどメディアでもちょこちょこと見ることがあります。

あの本を見ると「稼ぐ人になりたければ、お金持ちになりたければ長財布、それも比較的高価なものを買わなければならない」なんて気持ちになります。

が、そういったことに対する反論もあります。

結局、過去や現在のエグゼクティブを集計すると、長財布と二つ折り財布の比率は6:4くらいのものだ。「お金持ち=長財布」の方程式が当てはまるとは考えられない。

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自分も亀田潤一郎さんの本(稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?)の存在を知ってからテレビで芸能人や文化人の方のお財布の形を見たり、周囲の社長さんたちの財布を何気なくチェックしてみたのですが、必ずしもみんなが長財布とは言い切れないと感じています。

もう少し正確に書くと、自分の周りの稼いでいる社長さんやビジネスマンは長財布の割合が高いかな。
やはり綺麗な革財布や、さりげないブランドの長財布の印象があります。

お会いしたことのない有名人の方だと、結構びっくりするようなビッグネームでも長財布でなかったりします。

小山薫堂さん(映画「おくりびと」の脚本家。ゆるキャラ「くまモン」の生みの親)とか、池上彰さんとか・・・
ホリエモンはマネークリップを愛用していたり。

結局のところ、形状というより「どれだけきちんと管理できているのか」「お金を大切に思うことができているのか」のほうが大切なのではないかと思います。
そして、そのためには長財布のほうが多少向いている、といったことではないかな。

ですから、長財布を使いたい人はそうすればいいでしょうし、「自分は二つ折り財布派なんだけど・・・」といった人も変なコンプレックスを抱くことなく、堂々と使っていくようにするのでいいのではないでしょうか。


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